本物あってのニセモノである。
本家あってのモノマネである。
私は人様のマネをするのが大好きで
いざその人がカッコイイと思ったら
トコトン真似をします。
そもそもこのブログ自体モノマネで成り立っています。
好きな写真をマネようと試み、同じ場所に行って
同じような写真を撮ってこのブログにアップしたことも
ありますがそれはあくまでサル真似に過ぎません。
同じ写真なんて撮れるワケありませんから。
機材とかカメラの設定にもあまり興味ありません。
マネしたいのはその写真を撮った時の
考え方と精神状態です。
私の友人にレッド・ツェッペリンに
狂ったギター弾きがいます。
そいつはジミー・ペイジが使った機材は言うまでもなく
ライヴの前に呑んだ酒、キメたドラッグまで調べ
若干ずれたチューニングまでコピーするのですが
これが全くもってジミー・ペイジではないのです。
ゼンゼン似てネーヨ。
もはやそいつのオリジナルのギターになっちゃって
スーパーかっこいいことになってしまいました。
散々マネした挙げ句、やっぱムリ!となった時
オリジナルが生まれているモノマネになっていたいなと
いつものように都合良く思うのです。
権利を売り飛ばすなんて滅相もゴザイマセン♪
♪までマネしますよ。
でも10年後、女子高生のコスプレをして
アホなことはしていたいと思います。
そしてこの国はどこの街に行っても
観覧車があります。
今のところ。
It is our Japanese eminent characteristic
and strong capability that starting from imitation
gets up to creativity.
Hideyo Noguchi
モノマネから出発して、独創にまでのびていくのが我々日本人の
優れた性質であり、たくましい能力でもあるのです。
野口 英世