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活字中毒

活字中毒という病を
長年わずらっているので
今回の旅にも2冊の文庫本

「どくとるマンボウ航海記」北 杜夫
「旅する力 深夜特急ノート」沢木 耕太郎

を持って来ているのですがそれらをとっくに
読み終えてしまっていたので

本を1冊買っておこうと思い
パリの名物となっているセーヌ川沿いに
並ぶブックスタンドに行ってみるも

私が読んで理解出来る本は
やはり1冊もなくジュンク堂(日本の本屋)
パリ店に行ってみたのです。

店に行くまでに読もう読もうと
思いながらその機会を何年も逃して来た

金子 光晴という人が書いた
「どくろ杯」という本を買おうと考えていて

運良くその本はジュンク堂にあり
書棚の前でいざその本に手を差し伸べると

私の左側にいたソルボンヌ大学で
日本文学を専攻しているという

パリジェンヌの右手がどくろ杯に伸び
私が差し出した左手と重なり

ハッとして二人は見つめ合うと
一瞬にして恋に落ちていったのです。

なんて出来すぎたロマンスがあるワケもなく
どくろ杯の斜め上に陳列されていた

裸の大将こと山下清が書いた
「ヨーロッパぶらりぶらり」という本が
気になって仕方なかったのです。

結局ヨーロッパぶらりぶらりを買ったのですが
この本がとても楽しいので

ジュンク堂で妄想したソルボンヌ大学で
日本文学を専攻しているパリジェンヌのことは
すぐに忘れてしまったんだな。

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Why is the town of Paris such an outdated?
Kiyoshi Yamashita

どうしてパリの町はこんなに古くさいのかな。
山下 清

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by foto_cychedelico | 2012-02-26 23:59 | wanderlust
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