ずいぶん昔の作品ですが
『第三の男』という映画があります。
舞台は戦後のウィーンでアメリカから親友に会いに来た
ジョセフ・コットンが演じるホリー・マーチンスと
オーソン・ウェルズ扮するハリー・ライムが
再会するスリリングなシーンがあります。
ハリーは戦後の生活苦のため道を踏み外し
警察の目を避けていたので二人は
人目から離れて会う必要がありました。
再会のシーンに使われたのが
今日の写真の観覧車です。
観覧車を見上げジョセフとハリーに
想いを馳せてはみるものの
映画の記憶が曖昧でなんとも消化不良です。
それもそのはずで『第三の男』なんて映画は
観たことがなかったんだ。
If you want a happy ending, that depends,
of course, on where you stop your story.
George Orson Welles
もしハッピーエンドを望むなら
言うまでもなくどこで物語を止めるかによる。
オーソン・ウェルズ