成田空港に着いて、まず最初にしたことは日本茶を飲むことでした。
小田実さんという人は『何でも見てやろう』という本の中で
『どこの国へ行ってもそこの国民が好む飲み物、
ホッと一休みする時に飲む“国民飲料”が必ずある。』
と書いています。
私にとっての国民飲料はやはり日本茶です。
ヨーロッパに行けば“グリーンティ”なるものを出すカフェは
少なくありません。
それは隣の家の芝生みたいに羨ましい程の緑をしたお茶では
ありますが、味は日本人に馴染みのある緑茶とは程遠いものです。
なんだかミントっぽいその味は、まるで合コンの席で「私って限りなく
伊東美咲に近い仲間由紀恵なの」という発言を聞いてしまった時の
気持ちに近い味がします。
そんな発言は聞いたことがありませんが、つまり「どんなだ?」という
疑問ではなく、「ブッとばしてー」という感覚です。
日本茶を飲んで落ち着き、空港からの帰りのバスで首都高速を
走っていると東京タワーがキレイに見えました。
It is mysterious experience to drink a cup of tea.
Crispian Mills
お茶を飲む事は神秘的な体験だ。
クリスピアン ミルズ
イス取りゲームやってます